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この頃、今後の仕事と生活について悩む機会が増えました。
人生の転機ともいえる結婚を経て、今後の人生計画について深く考えられるように、
考えなくてはいけないフェーズに入っています。
お金のこと、こどものこと、生活のこと、仕事のこと、これからやっていきたいことなど…
ライフステージを考えつつ、仕事の立場・役割も考えて、お金もすり合わせていく。
生活が具体化してきたことにより、多面的に考えられるようになり、
全てがうまくハマってくれない状況にやきもきしながら、悩みが絶えない…
そんな状況です。
みなさんは人生計画はたっていますか。yesならば、いつ頃から立てていたでしょうか。
わたしは若いのをいいことに今までなんとなくで進み、
なるようになるとしか思っていなかったので、過去に後悔しつつも今後の見通しだけは立てておきたい一心で生活と仕事とお金を考えるようになりました。
その中でわたし的にうまくいっていないのが、ライフスタイルと仕事の話。
わたしの職場は女性の活躍を謳っている割には部署によっては女性の働き方に寄り添ってくれているとは言えないような発展途上中の会社といえます。過去事例が少ないのでわたしたちくらいの世代が新たに道を作っていくイメージになるでしょう。先輩方のか細い獣道に近い道をより道らしく、そして、今後につなげていく道にしなくてはなりません。
さらに、これからの2年で会社人生も大きく変わる予定です。次のステージに上がる際に大きな異動があります。外勤か内勤か、もっと大きくいえば、どの地域で働くのか…。
会社側もこちら側も考えていかないといけないのですが、会社もどこまで考えてくれているのか、要望をどこまで通してくれるのかというのが不安で不安であまり見通しがよくないので、どうしても悩んでしまいます。
そんな中思い出したのが、以前なぜか不思議なご縁で出会った社長の話。その方はIT系の社長さんで知人とのお食事会にお招きいただきお話しさせていただきました。初対面なので、どんな人なのか、普段何をされているのか、仕事の話とか当たり障りのない話をしているうちに、当時(今も)仕事が楽しくなくて仕方のなかったわたしはそのことを正直に話してしまいました。
この社長さんはどうやら仕事がとても好きらしく、仕事について悪く言うのをあまりよくは思っていないようでした。こういう考えがあるのではないか、その仕事の内容ならばこういうところで会社の役に立っていると社長視点からのアドバイスや考え方をいただき、ここは素直に心の中に入ってくるような言葉をかけてくれて大変勉強になりました。
その際に話してくれたのが「WLB(ワークライフバランス)」について。
この社長さんはこのWLBの考えは反対のようで、「ワークとライフはバランスをとるものではなく、ライフの中にワークがあるもの。バランスをとるものではない。最近の若い子はWLBの重要性を謳っているが仕事とは生活の一部であり、本来は法律によって強制されるものではない」というお話でした。わたしは半分賛成で半分反対だなと思っていたのですが、このとき自分の言葉でうまく伝えられず、あれから半年以上たった今でもこの言葉を思い出します。
特に今回のように具体的に将来について考えるようになってからというものWLBの重要性や考え方の根端となるものにも考えるようになりました。ちなみにわたしはWLB賛成派です。あの時社長に対して言葉にできなったので、今の考えをここに記してみます。
①女性の活躍推進
まず、1つ目が女性の活躍推進の一助となるという点でWLBは重要と考えています。今までは男性が働くというのが一般的でした。今では女性の活躍が注目されるようになり、女性でもキャリアをあきらめなくてもよい、という風潮が広がりつつあります。しかし、これに対して足かせになるのが家庭内の環境。男性である夫の協力がないとなせないのが現実です。男性が何も考えずに働き出すと女性は制限をして働かなければなりません。やはり男性が働くという図が今までの私たちの頭にはあるので、一度この構図を打破する必要があると思います。そのためにWLBがあるのではないかと考えています。こどものいる家庭では女性の時短勤務や育児休業制度などの充実化も不可欠です。そんな中、周りは毎日残業しているのに帰らないといけない、しわ寄せが周りにいってしまう、というよう環境で育児とは別のストレスを抱えながら、家に戻るというのは過酷です。子供の減少も毎年のように報道されていますが、これらの問題も含めてWLBは重要になると考えています。
②団塊世代の働き方異常
わたしのお会いした社長もおそらく父くらい、もしくは少し下くらいの年齢なのですが、団塊世代のあたりになると思います。同年代の会社の上司から聞く昔の働き方を聞くと絶望しそうになるのですが、わたしの父も毎日夜遅くに帰ってきていました。がむしゃらに働いた世代というのでしょうか。もちろん、家族のため、会社のために働いてくれているのはわかっているのですが、家庭に顧みずに働きまくった世代ともいえると思います。わたしは正直父の背中を見て、何が楽しくて仕事をしているのか、遊んでくれなくてもいいから早く帰ってきてほしい、そう思っていました。生活のために仕事をしているのにそれに占める割合がほぼ仕事しかないなんて…仕事が楽しくて仕方がないという人はそれでもよい人生といえるのでしょうが、当時のわたしはなんてつまらない人生なんだ、と感じざるを得ませんでした。こういう経験をした子も多いからこそ、今のWLBは若者を中心に支持されているといえるのではないでしょうか。
③老後問題
最近、熟年離婚が流行っているとお聞きしました。実際にも実は同級生の両親が熟年離婚したという話を何度か耳にしたことがあります。これも②と同じようなことですが、仕事だけを一生懸命にやってきた人は仕事以外によりどころがなく、また、家庭を顧みなかった影響で妻からの扱いがひどいというような状況に陥りがちです。うちの両親も大丈夫かな…と正直心配なくらいです。そのため、わたしは強制的に働く時間を減らすことにより、アフター5でプライベートを充実させ、交流の場を広げたり、家庭を大事にしたりするのはとても大切なように思います。家庭での居場所、家庭外での居場所を作る時間という風に考えると今後に影響するとても重要な時間であるといえるのではないでしょうか。
以上がわたしの現時点での考えになります。今からたくさんの経験をしていくうえで、考えは変わると思いますが、わたしは今このように考えています。なんのために働くのか、何をしていきたいのか、これらを考えながら、まだまだ未熟なWLBを推進していきたいと思います。