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旅行記

【都会暮らしに疲れた人必見】自然を満喫できる廃線跡の魅力


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こんにちは!まいです。

先週、JR福知山線廃線敷へハイキングをしてきました。

”廃線”と聞いて、みなさんは何を思うでしょうか。

使われなくなった線路見て何がおもしろいの?

と疑問を持たれた方も多くいらっしゃると思います。

わたしも自然が大好きでむしろ人工物などない場所で

自然を満喫したい、みどりを楽しみたい、心を癒されたいと今までは思っていました。

しかし、”廃線”というのはただ使用されなくなった

人工物の残骸という訳ではなかったのです。

 

廃線の魅力はずばり”自然の偉大さと雄大さを感じられるところ”にあります。

ここでは廃線という場所の魅力を紹介し、雑多な都会につかれた方に向けて

自然と人工物を少し違った視点から知って、自然を楽しめる人が増えたらと思います。

 

それでは、さっそく廃線の魅力を紹介していきます。

まず、廃線で最も感じてほしい魅力は

この『人間のちっぽけさ・自然の偉大さを肌で感じることができる』という点です。

会社や学校の通勤・通学の途中で見かける高層のビル群や密集した家々を見て、

なんだか今日も同じ景色を見て疲れたな。ごちゃごちゃしていてしんどいな。

と思ったことはないでしょうか。

わたしは気分が乗らないふとした瞬間に思うことが多いです。

疲れているときはふと周りを見たときに

周辺の雑多・密集具合に心も呼応してしまうようです。

そのような環境にうんざりしたときにおすすめなのが”廃線”です。

廃線ということは人工物です。

しかし、”廃”というくらいですから

今では使用されることなく、必要とされなくなった人工物です。

人が使用されなくなった人間のために作られたものが向かう末路は

漢字の通り”廃れていく”だけです。

しかし、廃線のその廃れ方というのは視点を少し変えると

とても魅力的に感じるスポットと変化します。

廃線されるくらいなので、使用されていた当時も

人口の少ない自然豊かな場所を通っており、今もなお自然があふれている場所です。

そんな場所に廃れゆく人工物が置き去りにされたらどうなると思いますか。

答えは、自然の雄大な力をもって人工物を巻き込みながらもとからなかったかのように

自然に飲み込まれていくのです。

”廃線=使わなくなった線路”ではなく、雄大な自然の力を肌で感じられる場所であり、

その偉大さ・雄大さを知ることで人間の無力さを知るきっかけとなります。

人間は手を入れ続けないと維持することのできないものでも、

自然はほんとうに”自然に”やってのけるのです。

そう考えると今住んでいるコンクリートジャングルな都会も

いつかは自然に飲み込まれていき、また元の循環に戻っていくという

安心感のような安堵感のようなものを感じませんか。

そんな偉大で雄大な自然を目の前にすると

人のたくさんいる都会で1人がごちゃごちゃ悩んだり、落ち込んだりしたところで、

何も大きく変わることはないと思えると思います。

いつかうんざりしたこの窮屈な世界も自分が抱えているちっぽけな不安や悩みも

自然が全部飲み込んで、まるでなかったかのようにしてくれる、

と考えると少しは楽になるのではないでしょうか。

ぜひ、みなさんもなにか心が疲れたときに”廃線”を訪れて、自然の偉大な力で

心を軽くしてもらってください。

 

また、今回は最近実際に行った廃線を紹介しましたが、

太平洋戦争時の砲台跡などもおすすめです。

こちらも廃線と同様の気持ちになれるのではないでしょうか。

それに加えて、砲台ならではの人々の思いを考えることもできます。

以前いくつか訪れた場所がありますが、ぜひわたしもそのような場所にも

近々行きたいと思います。次は和歌山の友が島かな…。

もし上陸できたときには報告しますので、

その時は一緒にこころを軽くできる一助になれればと思います。

次回もお楽しみに…。